SKU: 商品コード:grief07
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商品説明
大切な人をなくしたあなたへ。
大切な人を亡くすことほど、人生でつらいことはありません。しかし、それは避けては通れないことでもあります。親しい大切な人との死別は、のこされた私たちに大きな衝撃を与えます。 その死がある程度予見できていても信じがたいことですが、全く予想外であれば、なおのこと突然に感じられ、茫然自失の心持ちとなるでしょう。 そして、そのショックが少しおさまった時に、あれほど輝いていた自分の人生は灰色にかげり、見知らぬ土地に来ているような孤独で不安だと感じられるかもしれません。
これから、大切な人がいない人生をどうやって生きていけばいいのだろうか。誰が一緒に喜び、悲しみ、話し相手になってくれるのだろうか。そう考えるだけでも、絶望的な気持になるのではないでしょうか。 そんな時、あなたの悲しみや戸惑いを支えてくれる人が周囲にいるでしょうか。近年、核家族化が進み、地域やお寺などの宗教機関からのサポートも期待できず、あなたのつらく苦しい気持ちは増す一方かもしれません。
先に生まれたものが先に逝くことは、自然の摂理でしょうか。 多くの人は「そうだ」と言うかもしれませんが、実際に親を亡くしてみると、それがいかにも不条理な事のように感じられると思います。自分があまりにも動揺するので「もう、いい大人なのに」と恥じたりするかもしれません。 生まれてからずっと一緒にいてくれて、自分にとって一番大きな影響を与えてくれた父・母の死。親の死は、その状況のいかんに関わらず、虚を突かれたようで、時ならぬ出来事に感じられます。 長期の療養の末に亡くなった場合でも、急性の病や事故であっけなく亡くなってしまった場合でも、その死は思いもよらない出来事に感じられ、「もっと一緒にいたかった。」と強く思うに違いありません。 このハンドブックが、圧倒されそうな気持ちや、深い悲しみ、無力感や後悔の念などに一人苦しむあなたに、死別についての客観的な知識や視点を提供し、少しでも支えになったり、あるいはサポートを求める手がかりとなれば幸いと考えています。