必要な仏壇用品は、あまり多くありません。おりんのほかに何をそろえればよいか、悩んでしまいがちですが、5つをそろえれば、祈りのスペースとして十分なものができます。
仏壇の形を整える仏壇用品
仏教では仏様に香・花・灯りの3つをお供えするのが基本。これらを供える香炉(線香立て)・花立て・燭台(火立て)を”三具足”といい、仏壇になくてはならない基本用品です。
しかし、仏壇に置くものとして最初に思い浮かべるのは、「チーンする」と幼い頃から親しんだ、“おりん”ではないでしょうか?亡き人への呼び鈴のようなおりんも、仏壇用品に一つ加えておくとよいでしょう。
仏壇ですから、仏像や掛け軸に書かれた仏が必要ともいえますが、故人を偲ぶためなら遺影や骨壷でも十分です。
普段はコロンとした一輪挿しの“チェリング”
普段はテーブルの上に飾ってもおかしくない一輪挿しのデザインのチェリン。仏壇用品と思えないほどおしゃれ。
一輪挿しの部分を外すと、下部に小さな火立てと線香立てが。仏壇に必要な基本の三具足がそろっていて、お気に入りの場所でご供養ができます。
一輪挿しをかぶせるとロウソクの火が消せる設計で、息をかけて消せない仏壇の火を簡単に消せるようになっています。小さな子供やペットがいるご家庭の手元供養用品として最適です。
サクランボの形のおりん“チェリン”
木のヘタにスッと伸びた金属の軸。仏壇用品のイメージを覆す、オブジェのようなチェリンは、チェリングと同シリーズのおりんです。
金属の軸はおりんを鳴らすリン棒で、先に付いている桜材が優しい音を響かせます。チェリンは、2種類のおりんが重なってできた丸い形。2種類の音色を奏でられます。
かけがえのない人との語らいの合図に、その日のご報告内容や気分に合わせて音色を変えてみてください。
亡き人へのおしゃれなお供え用品“リンセンス”
リンセンスは、線香立てとおりんが一体になった手元供養用品。おりんの上に、お花のように開いた受け皿がついているので、一見するとおしゃれなインセンス立てに見えます。
目に見えないけれども、その場にいる人が共有できる音や香りは、多くの宗教でとても大事にされています。それは、見えない音や香りは、見えない亡き人とも共有できると考えたから。
仏壇がなくても、小さなスペースに祈りの空間を作れる仏具用品で、おしゃれなキャンドルと花瓶をプラスすれば、より仏壇に近い祈りのスペースになります。
>「ミニ仏壇の仏具 | 虹シリーズ・リンセンス」の商品詳細はこちら
カラフルな仏具用品“虹色おりん”
人それぞれの好みの色があり、周りにはその人のイメージカラーとして覚えられています。大事な人を亡くしたとき、好きだった色が亡き人を思い出させるという経験をするでしょう。それほど色というのはパーソナルなもの。
大事な人を偲ぶスペースに、その人を思い出せる色を添えられるのが虹色おりん。マカロンのようにカラフルな色が8種類。サクランボのようなかわいいリン棒とセットでおくと、仏壇の中に花が咲いたように見えます。
コンパクトながら昔ながらの形なので、形式にのっとった小さな仏壇にも、自由な手元供養にも向いています。
光の美しさを感じるフラワーベース
天国という言葉があるからか、雲間の日の光に亡き人を思い出すことも多いようです。そんな光を受けると美しくきらめき、格段にきれいに見えるのが手作りガラス。
亡き人を思い出させる光で輝くガラスの一輪挿しが、「季節の彩」「魂の響き」「野の花たち」。3つのシリーズとも美しい工芸品ですから、少ないお花でもとても明るく感じられます。
ガラス製の骨壷などと合わせると、統一感のある祈りのスペースや仏壇になるでしょう。
偲ぶ心を大切にして仏壇用品を選びましょう
必須の仏壇用品をそろえても、形だけになってしまったら供養の意味はありません。日常の中で亡き人を思い偲べるスペースが、とても大事。
小さくても常に供養できるスペースをまず確保しましょう。そして、そこに置くにはどれくらいの大きさの仏具がいいか、デザインと合わせて検討してみてください。
未来創想は、小さなスペースでの手元供養をご提案。小さくても残された人の想いを受け止める仏具用品をそろえております。 >「ミニ仏壇」の商品一覧はこちら