身内が亡くなるというのは、残された家族にとって大きな悲しみです。身近に接することができなくても、いつも大切な人を供養し思い出すことは、家族が前を向いて進むためにも必要なことといえるでしょう。
最近は、核家族化が進み、故郷から離れて暮らす人も増えたため、供養について家族で話し合って自由なスタイルを選ぶ方が増えてきました。今回は、多様化する供養の形について詳しく紹介します。
供養を行う意味

供養という言葉には、尊敬するという意味があります。そのため、供養することは、冥福を祈る、感謝を込めるという気持ちを表すことといえるでしょう。
供養を行う目的は、故人の冥福を祈るためです。また、人に対してだけではなく物を供養することもありますが、物の場合は今までに対する感謝と物に宿る魂を慰める意味もあります。
供養のもう1つの意味として、故人との別れを受け止め、悲しみを乗り越えるためという目的があります。故人を供養することで、故人の死と向き合う必要がありますが、冥福を祈りながら故人と残された家族のつながりを再認識できる行為でもあるのです。
日々、手を合わせて故人の供養を行っていれば、故人と家族の絆は途切れることはありません。供養を通して、家族の心も次第に落ち着かせてくれます。
供養を行うタイミング

供養を行うタイミングは、月命日やお盆などさまざまありますが、そのほかに一般的なものを3つ紹介します。
初七日
「初七日」は、命日を含めた7日目に行う1番はじめの供養です。亡くなった方が三途の川に着くのが7日目といわれており、そこで流れの速さが異なる3つの瀬を渡るとされています。
どの瀬かは現生での行いによって決められるといわれているため、初七日に法要を行って故人が三途の川の緩い流れの瀬を渡れるよう供養するための法要です。
四十九日
初七日に故人は三途の川を渡ってあの世へ行きますが、極楽浄土へ行けるかどうかは裁判によって決められます。裁判は7日ごとに行われますが、最初の裁判が三途の川です。
そして、7回目の裁判が行われる49日目に最終的な審判が下されます。これが四十九日となります。四十九日は、亡くなった日から数えて49日目です。 遺族は故人が無事に極楽浄土へ行けるよう四十九日の法要を行います。
本来であれば、裁判が行われる7日ごとに法要を行うのですが、現代ではそれは難しいため、初七日と四十九日に法要を行うのが一般的です。
一周忌
一周忌の法要とは、故人が亡くなった日から数えて1年後の祥月命日に行われる法要です。初七日法要や四十九日法要は遺族だけで行うことが多いですが、一周忌は親戚や故人の友人などを招いて行うことが多いです。
一周忌法要ではお坊さんによる読経、参列者による焼香のほかに、一般的に「お斎(おとき)」と呼ばれる食事会も行います。食事会を通して故人とのつながりを確認するだけではなく、親戚や故人の友人と親交を深める機会でもあります。
お盆や法事との違い
法要はお盆や法事とは異なります。
一般的にはお盆も供養の1つですが、お盆は故人の魂があの世からこの世へ帰ってくる期間です。お盆の時期は、故人が生前過ごしていた自宅などの場所に故人の魂をお迎えして供養します。
また、法事はお坊さんに読経してもらい供養する法要に会食がプラスされたものです。法要は、食事はなく読経だけなので、親戚や故人の友人などに伝えるときには、法事と法要をしっかり区別するようにしましょう。
ご先祖様や大切な人を供養する目的

ご先祖様や大切な人を供養する目的はさまざまあります。ここで改めて詳しく見ていきましょう。
故人の冥福を祈るため
供養の目的は、まずは故人の冥福を祈るためです。亡くなった人の魂を慰めて、あの世で平安に過ごせるよう、仏壇や位牌を設置して家族が手を合わせて祈ります。また、故人が生前好きだった食べ物や飲み物などをお供えして供養することも一般的です。
残された人の心を慰めるため
供養は、残された人の悲しみを癒す目的もあります。故人を失い悲しみにくれていても、日々、供養することで故人とのつながりを思い出し、いつも心の中に存在することを再確認できます。
故人にお供物をしたり、ときには話しかけたりすることで、遺族も少しずつ故人の死を受け入れ、前に進む力を与えてもらうのです。
故人への感謝の気持ちを伝えるため
供養することで、個人への感謝の気持ちを改めて持つことができます。供養は故人を思い出すことでもあります。供養によって生前に一緒に過ごしたことや、故人からかけてもらった言葉などがよみがえり、改めて故人との関係や大切な絆を思い出し感謝の気持ちを持てるでしょう。
また、生前に故人から教わったことなども供養することで思い出せます。故人の意志や教えの意味を考え、家族がこれから生きていく道しるべとして胸に刻めるでしょう。
家族の絆を深めるため
供養は、残された家族間の絆を深めてくれます。故人を失い家族が減ってしまった悲しみはありますが、故人があの世で穏やかに過ごせていることを思いながら、残った家族が健康で暮らしていけるようお互いに助け合う気持ちが湧いてきます。
天にいる故人に安心して見てもらえるよう、家族が力を合わせるきっかけとなるのが供養です。
供養の種類

供養は古代インドから続いてきたものです。供養にはさまざまな種類があります。詳しく紹介します。
利供養(りくよう)
利供養とは、故人にお花やお供え物をお供えして、親愛と感謝の気持ちを表し冥福を祈ることです。普段、仏壇に手を合わせたりお供物をする行為は、この利供養にあたるでしょう。
利供養を行うときのお供えする物は、特に決まりはありません。お花や食べ物、お香などなんでもいいのです。故人の好きだった物をお供えするのもよいでしょう。
お墓に生ものをお供えする場合は、カラスなどの被害にあわないよう、お供えした後は持って帰るようにしましょう。
敬供養(きょうくよう)
敬供養は、お墓参りや仏壇に手を合わせることをいいます。一周忌法要も敬供養の1つです。
利供養と似ているように見えますが、利供養はお供えすることが前提ですが、敬供養はお供えは前提としていません。どちらも故人を偲ぶという目的で行うものです。
行供養(ぎょうくよう)
「修行」の行の文字がつく行供養は、文字通り仏道の修行を意味します。 お坊さんになるための修行とは異なり、仏の道を目指して良い行いをすることを指します。
たとえば、道に落ちている空き缶やペットボトルを拾ってごみ箱に捨てるといった行為も業供養です。
多様化する供養の形

現代は、核家族化や単身の方が増えたため、供養の形も多様化してきました。終活と呼ばれる、自分の人生の終わりをプランニングする方も増えています。
昔のように先祖代々がお墓や仏壇を守り続けるスタイルは今もありますが、「自分が亡くなったあとは、お墓を見る人がいない」「葬儀や供養は周りの人に迷惑をかけないような形にしたい」など、さまざまな考えや事情によって新しい供養の形を選ぶ方も少なくありません。
近年増えてきている供養の形を紹介します。
散骨や樹木葬
散骨や樹木葬は、最近人気の供養方法です。散骨は砕いた遺骨を海や山にまいて自然へ返す方法で、お墓を準備したり継承したりする必要がありません。
樹木葬は、シンボルツリーの周りに遺灰を埋葬する納骨方法で、こちらも遺族がお墓を継承する必要がなく、原則としてお寺や霊園が永代供養や維持管理をしてくれます。散骨は好きな場所に勝手に行うわけにはいかないため、これらの供養方法を検討する場合は、葬儀のプロと事前に相談した方がよいでしょう。
永代供養
永代供養とは、家族や親族の代わりにお寺や霊園がお墓の供養や管理をする方法です。今までは、身寄りがない方やお墓を守る跡継ぎがいない方、お墓を作る費用がない方などが永代供養を選ぶことが多かったですが、最近は残された人の負担を考えて自ら永代供養を選ぶ方も増えてきました。
遺骨の安置期間は限りがあり、三十三回忌までなど特定の期間までです。永代供養の期間が終わった後は、ほかの遺骨と合祀になるケースが多いようです。
手元供養
手元供養は、最近増えてきた供養方法です。小さな骨壺やアクセサリーなどに遺灰や遺髪の一部を入れて手元で供養します。お墓が遠くて頻繁にはお参りに行けない、お墓の管理が難しいなどの理由のほかに、故人をいつも身近に感じたいと考える方にも選ばれる供養方法です。
手元供養は新しい供養方法のため、親戚や家族の中にはなかなか受け入れられないと考える方もいるかもしれません。手元供養を選ぶ際は、事前に家族や身近な人とよく相談してからにしましょう。
供養する際の対象物

供養するときの対象物はいろいろあります。故人の大切にしていたものや、仏壇などは処分の仕方がわからないという方もいるでしょう。以下を参考にしてください。
お墓
お墓の供養は、一般的に納骨や四十九日法要、一周忌法要などのときに行われます。お墓の場所を移すために取り壊す場合、「閉眼供養」を行ってから取り壊します。また、お墓を新しく建てた場合は、僧侶に読経をしてもらい「開眼供養」を行います。
「開眼供養」は、墓石に故人の魂を宿らせるための儀式で、「魂入れ」と呼ばれることもあります。お墓は供養の対象となるものなので、新しく作ったときと取り壊すときにはそれぞれ魂を入れる儀式と魂抜きの儀式が必要です。
仏壇
仏壇を新しく購入した場合、お墓と同様に「開眼供養」を行います。「開眼供養」は、仏壇ではなく、仏壇の中に設置する本尊や位牌に魂を宿らせる儀式です。仏壇を処分するときも、「閉眼供養」を行って魂抜きをします。
ペット
家族同様に一緒に暮らしていたペットを偲んで冥福を祈るもので、ペット用の仏壇や遺骨ペンダントなどのペット供養品も多くあります。他には、ペット葬儀社に依頼して葬式を執り行ったり霊園で読経したり、飼い主とペットが一緒に入れるお墓などもあります。
故人の愛用していたもの
人が長く大切にしたものには魂が宿ると考えられています。故人が大切にしていたぬいぐるみや古い人形、時計や日記などは供養してから処分するとよいでしょう。
ゴミとしては捨てづらい愛用品は、お寺や神社でお焚き上げしてもらったり、供養祭などで引き取ってもらったりすることが可能です。また、遺品整理業者に愛用品の引き取りを依頼してもよいでしょう。
形にとらわれない供養方法が増えている背景
形にとらわれない供養方法が増えている背景には、家族構成や住環境の変化などがあげられるでしょう。おじいちゃん、おばあちゃんと孫が同居するような世帯は減り、核家族化が進んだため、お墓が住んでいる場所から遠いという方も少なくありません。
また、少子化で先々はお墓を守る跡継ぎがいない家も多いでしょう。さらに、一軒家ではなく集合住宅に住んでいる場合、供養はしたいけれど仏壇の置き場所がないというケースもあります。
先ほど紹介したような散骨や樹木葬、手元供養など比較的新しい供養方法も出てきたため、昔からある供養方法にこだわらず、それぞれ自分の思う形の供養をする方が増えたのです。
手元供養が人気の理由

手元供養は、ミニ仏壇やミニ骨壷、アクセサリーなどに遺骨を入れて供養できるやり方です。モダンなデザインでコンパクトなものが多いため、現代の住まいのインテリアに馴染み、置き場所に困らないので人気があります。
また、常に持ち歩いたり身につけたりできるものが多いので、故人をもっと身近に感じていたいという方が手元供養を選ぶこともあります。
さらに、価格も一般的な仏壇や仏具よりも安いものが多いので、コストを抑えながら自分の好みの仏壇や仏具を揃えたい方からの需要も増えているのです。
手元供養の特徴
手元供養なら、宗教観に縛られることなく身近な場所で、自由な形で故人を想い偲ぶことができます。手元供養には特に決まりや時期などはなく、自分の気持ちに素直になり、手元供養をすればいいのです。
自分らしさを追求して供養品を選べば、深い悲しみをやわらげることができ、故人をより身近に感じられます。手元供養することで、故人を忘れず、残された方が生きることの大切さに気づけます。いつでも故人とのつながりを感じられるのが手元供養なのです。
手元供養で人気の供養品
手元供養で人気の供養品を紹介します。ミニ仏壇やミニ骨壷、遺骨ペンダントなどは、おしゃれなデザインも多いので好みのものを選んでみてください。
ミニ仏壇
コンパクトなサイズの仏壇です。宗派にとらわれることなくモダンなデザインが多いため、どんなインテリアともなじみます。
ミニ仏壇セット|やさしい時間・祈りの手箱|ナチュラル (チェリンセット)・ブーケ付(日本製)

祈りの手箱は、全宗派OK、開眼法要のいらないミニ仏壇です。木の温もりがおしゃれで、どんな住空間にも馴染みます。写真立て、花立て、ローソク、火立て、お線香、香炉、香炉灰と必要なものがすべてセットになっていて、ミニ骨壷は色が選べます。
初めて仏壇を持つ、どのようなものを揃えたらよいのかわからないという方にもおすすめです。普段はフタを閉じておけば、ホコリが入ることもなく、一見してお仏壇には見えないデザインなのでリビングにもぴったりです。
横幅約30cm、奥行き20cm弱とコンパクト、自宅のリビングや寝室で供養できるよう、お線香は煙と灰の量が少なくなっています。
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ミニ仏壇セット|火を使わない小さな祈りのステージ・セット8|(名入れ)アクリルフォトスタンドセット

こちらのミニ仏壇セットは、火を使わずにご供養ができるコンパクトなステージセットです。お部屋のスペースを大きくとらずに、手元でゆったりと故人を偲ぶことができます。
名入れ可能なアクリルフォトスタンドには、想いを込めてお名前やメッセージを刻むことができます。クリスタル一輪挿しに付属しているアーティフィシャルフラワーは手入れの必要がなく、いつでも美しい状態でミニ仏壇を彩ってくれます。
セットのおりんをそっと鳴らせば、落ち着いた音色が心を穏やかに整えてくれるでしょう。
シンプルかつ使いやすいセット内容なので、初めての手元供養にも安心してお選びいただけます。
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ミニ仏壇・祈りの小箱「卯の花」 厨子タイプ小 (日本製・漆仕上げ) パステル線香セット サクラ花柄 刻印可能

ミニ仏壇・祈りの小箱「卯の花」は、コンパクトなサイズ感なので、リビングや寝室などさまざまな場所で限られたスペースに設置しやすいのが魅力です。
可愛らしい骨壷は、ホワイト・ピンク・ブルー・パープルの4色から色が選べます。 付属の線香皿にはサクラの花柄があしらわれており、やさしい香りとともに空間を彩ってくれます。 また、刻印対応も可能で、大切な方のお名前や想いをかたちに残せる点も特徴です。
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ミニ骨壷
手のひらサイズのミニ骨壷です。持ち歩きにも適したサイズなので、法要や旅行などに一緒に持っていくことができます。
ミニ骨壷|パステル|ホワイト(真鍮製)(日本製)

マカロンのように可愛らしいデザイン、優しいパステルカラーのミニ骨壷です。手のひらに収まるサイズですが、本体は真鍮製のためズッシリと安定感があります。耐久性に優れているので、万が一地震などで倒れてしまっても、中に収めた遺骨が飛び散る心配がありません。
しっかり閉まる安心のネジタイプのふたなので、湿気から遺骨を守れます。自宅での供養すはもちろん、故人と一緒に旅行や法事などへも持ち運べます。カバンの中に入れて持ち運んでも、傷つかないよう袋が付いています。
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ミニ骨壷|パールブレッシング|ペールブルー(真鍮製)

両手で包み込めるサイズのパールブレッシングは、クラシック・モダンの洗練されたデザインです。ひとつ一つ手仕事で仕上げているため、同じものはありません。上品で凛としたデザイン、分骨に最適です。
和室、洋室、どんなインテリアにも馴染むので置く場所には困らないでしょう。金属製なので、割れる心配もありません。
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ミニ骨壷 いおり パウダーブルー(名入れサービス無料)(日本製)

「いおり」は、シンプルかつ落ち着いたデザインが魅力のミニ骨壷です。手元供養を検討される方にとって、飾る場所を選ばないコンパクトさがあり、リビングや寝室などちょっとしたスペースにさりげなく置いて、いつでもそばに想いを寄せることができます。
派手すぎず、どんなインテリアにも自然に溶け込むデザインは、日常生活の中でふと手を合わせたくなるような安心感をもたらしてくれるでしょう。
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遺骨ペンダント
アクセサリーとして身につけられる遺骨ペンダントです。デザインがおしゃれなものばかりなので、普段使いからフォーマルな場所までつけるシーンを選びません。
遺骨ペンダント ラウンド レース(金属アレルギーを引き起こしにくいステンレス製 SUS316L)(日本製)

ラウンドは輪をモチーフに、大切な人とのつながりや絆をイメージした遺骨ペンダントです。故人の遺骨をペンダントに納めて身につけることで、故人をそばに感じ、一人ではないと実感できるでしょう。
身につけていれば、大切なあの人といつも一緒に、その存在を身近に感じられます。未来への一歩を踏み出そうとする勇気も湧くでしょう。
将来、ペンダントを開けて遺骨や髪の毛を取り出したい場合や、思い出の場所に散骨したいと考えている方向けに、付属のネジゆるみ防止剤を使わなくてもフタがはずれにくいよう、フタにパッキンが付いています。
チェーンは、ステンレス製でアレルギーを引き起こしにくく医療用にも使用されているものを使っています。
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遺骨ペンダント|涙のしずくミニ・シルバー925(日本製)

「涙のしずくミニ」は、その名のとおり雫の形をモチーフにしたやさしいフォルムが印象的な遺骨ペンダントです。さりげなく身に着けられる大きさなので、服装を選ばず使いやすく、外出先でも心の支えとして一緒に過ごしたい方に適したアイテムです。
シルバーを無垢のまま、ペンダントトップに使っているため、毎日のお手入れをして丁寧に磨くことで輝きを保ち、長く使えるシルバー製品です。
また、ペンダントには刻印をお入れすることが可能で、生活防水にも対応しています。
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遺骨ペンダント pureピュア 一粒のしずく 10K(完全防水)

「一粒のしずく」は、同じくしずくをモチーフにした10金の遺骨ペンダントです。
控えめなサイズ感ながら、胸元など身近な場所で常に大切な人の想いを感じられるため、日常のさまざまなシーンで寄り添ってくれるでしょう。
洗練されたシンプルなデザインは、フォーマルからカジュアルまで幅広いスタイルに合わせやすく、日常生活でも使えるよう、生活防水に対応しています。
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手元供養に関するよくある質問
手元供養に関するよくある質問を紹介します。
手元供養はいつまでにすればいいですか?
手元供養に決まりはありません。ご自分の気持ちの整理がついたタイミングで行えばよいでしょう。ただし、家族や親族の中には手元供養を理解できていない方もいるかもしれないため、事前に話し合いを持つことをおすすめします。
手元供養は違法ではありませんか?
よく、お骨をお墓に納骨しないと「成仏できない」、分骨すると「体がバラバラになる」などといわれることがあるようですが俗説です。
お釈迦様自身は、御自身のお骨を分骨しお祀りされています。仏教でも49日を過ぎれば仏様になるといわれています。故人の魂は遺骨に宿るものではないため、故人の遺骨を自宅で保管しても法律上特に問題ありません。
手元供養はどの宗教でもできますか?
手元供養は宗教・宗派に関係なく、無宗教の方でも行えます。常識にとらわれず、各自の考え方や生活スタイルにあった方法で故人を身近に感じながら供養できるのが手元供養の魅力です。
手元供養では全骨と分骨どちらもできますか?
結論からお伝えするとどちらもできます。全骨は遺骨の全てを手元に置く形となり、分骨は遺骨の一部のみを手元に残すことになります。
手元供養品はサイズがさまざまで、商品によっては少量しか収められないものもあるため、複数の手元供養品に収める形となるでしょう。
お骨を分けても大丈夫でしょうか?手続きは要りますか?
お釈迦様自身が分骨されていることを考えれば、特に問題ないことがお分かりいただけるでしょう。
手元供養のために少量の遺骨を手元に置くための手続きは特に必要ありません。ただし、分けた遺骨を新たに墓地や納骨堂に埋葬する場合は、分骨証明書が必要となる場合があります。
将来的に納骨することなども考えている場合は、分けるときに分骨証明書を申請して受領しておくとよいでしょう。また、手元供養の遺骨ペンダントやミニ骨壷に分けた遺骨を、「自分の棺に一緒に入れたい」「数年たった後に散骨しようと思っている」など、最終的にどこに納めるのかについても考えておきましょう。
手元供養で残った遺骨はどうしたらいいですか?
手元供養で遺骨が残った場合は、お墓や永代供養墓、散骨、樹木葬などの方法で供養できます。法律で指定された墓地以外の区域に遺骨を埋葬することは禁止されているので、注意しましょう。
自治体や地域によっては散骨を禁止しているところもあります。事前に確認しましょう。また、永代供養墓を選ぶ場合は、合祀型や個別型などさまざまな形式があるため、こちらも事前に調べておきましょう。
自分でお骨を入れる際はどうやって入れればいいですか?
ペンダントの場合は、ネジがついているのでネジをはずしてロートを使い、細かくしたお骨を中に納めてください。ミニ骨壷の場合は、壷の入り口に入る程度にお骨を細かくして納めてください。
自分でお骨を入れるのは「心が痛む」と思われるかもしれませんが、故人をよく知る身内がお骨を入れるのが供養と考えて行いましょう。
お骨を細かくするのって大丈夫でしょうか?
遺骨を柔らかい布などに包んで、上から硬いもので押しつぶすようにすると細かくなります。また、指で揉むだけで細かくなるような柔らかいところもあるので細かくしやすい部分を選びましょう。
「アッシュメーカー」というお骨を小さくする道具も販売しているのでそれを使うのもおすすめです。
納めたお骨をいつか取り出すことって出来ますか?
ペンダントは、接着剤を使用してネジを締めてしまうと開けることが困難となるものもあります。スティック状のペンダントなら、ある程度の力をかければ開けることができるでしょう。
ミニ骨壷は、開けることができます。長年手元供養している間に、「お骨を取り出したいができない」ということになった場合は、メーカーに問い合わせしましょう。
供養の形は人それぞれ|家族みんなで話し合って決めよう

近年は、供養の仕方はさまざまで、形にとらわれない自由な供養方法を選ぶ方も増えてきました。古くから行われてきた供養方法を、必ず選ぶ必要はありません。家族みんなで話し合い、全員が納得できる供養の仕方を選ぶとよいでしょう。
宗教観に縛られることなく身近な場所で、自由な形で故人を供養できる手元供養も人気です。家族と自分の気持ちに素直になることで、故人を忘れず、残された方が生きることの大切さに気づけるでしょう。