骨壷のサイズ別の特徴や用途について

骨壷には、2寸〜4寸の小さめサイズのものから、5寸〜尺寸の大きいサイズのものまで幅広いサイズのものがあります。ここでは、骨壷のサイズ別の特徴や用途について解説していきます。

2寸～4寸の骨壷｜分骨や手元供養用

2寸から4寸の骨壷は、その小さなサイズから特に分骨や手元供養に適しています。それぞれの骨壷のサイズ詳細を以下にまとめました。

2寸から4寸の骨壷であれば、家が狭い方でも自宅で供養が可能です。

このサイズの骨壷はコンパクトで、リビングや寝室などに置いても邪魔にならずインテリアにも馴染みます。手元に置くことで、日常的に故人を偲ぶことができ心の支えとなるでしょう。

水子供養に使う場合は、2〜3寸サイズの骨壷を選ぶといいですよ。未来創想では、S〜Lという表記で商品を探すことが可能です。

Sサイズは2寸相当のミニ骨壷で、ご遺骨の容量は3cc（米粒60粒程度）〜26ccで小さなお骨のかけらを収めることが可能です。

Mサイズは3寸相当のミニ骨壷で、ご遺骨の容量は30cc〜90ccほど納骨することが可能です。

Lサイズは4寸相当のミニ骨壷で、ご遺骨の容量は約950cc〜2070cc（約5寸の骨壷相当）ほど納骨することが可能です。

5寸～尺寸の大きい骨壷｜納骨用

5寸〜尺寸の大きい骨壷は、納骨用の骨壷に適しています。それぞれの骨壷のサイズ詳細を以下にまとめました。

6寸から7寸の骨壷は、一般的に故人の全ての遺骨を収めるための標準的なサイズです。6寸から7寸の骨壷は、遺骨全体を一つにまとめて安置するため、伝統的な供養方法に適しています。主に墓地や納骨堂に安置されることが多く、日本の伝統的な仏教儀式において広く用いられています。

8寸や10寸の骨壷は、その大きさから特に合同で改葬する際に適しています。8寸や10寸の骨壷は、複数の遺骨を一つにまとめることができるため、家族や一族の遺骨を合同で安置したい場合によく用いられています。

未来創想で販売する5寸相当の骨壷は、容量は約2070ccほど納骨することが可能になっています。

東日本と西日本で使われる骨壷のサイズが異なる

日本では、地域によって骨壷のサイズに違いがあります。特に東日本と西日本では、遺骨の収め方や供養の習慣が異なるため、一般的に使用される骨壷のサイズもそれぞれ異なります。

ここでは、東日本と西日本で主に使われる骨壷のサイズについて詳しく見ていきましょう。

東日本で使われる骨壷のサイズ

東日本、特に関東地方では、7寸サイズの骨壷が一般的に使用されます。これは、焼骨した遺骨をすべて骨壷に納める「全部収骨」という慣習が根付いているためです。

全部収骨では、遺骨だけでなく、収骨台に残った灰も刷毛を使って全て骨壷に収めます。そのため、成人の遺骨を全て収めることができる7寸サイズの大きい骨壷が選ばれるのが一般的です。

西日本で使われる骨壷のサイズ

西日本、特に関西地方では、6寸サイズの骨壷が主に使用されます。西日本では「部分収骨」という慣習があり、頭や喉仏、腕、胸、腰、足など、特定の遺骨のみを骨壷に納め、残りの遺骨は火葬場で供養されるのが一般的です。

全ての遺骨を骨壷に収めるわけではないため、関東に比べて小さめの骨壷が用いられます。このように、東日本と西日本では収骨方法の違いが骨壷のサイズに反映されており、地域ごとの文化や伝統が現在の慣習に影響を与えています。

男女で骨壷のサイズに違いはない

ちなみに、男女で骨壷のサイズに違いはありません。焼骨後の遺骨の量は、性別や体型だけで正確に予測することは難しいですが、一般的に、大柄な男性であっても7寸の骨壷に遺骨を収められます。

もし、遺骨が骨壷に収まりきらない場合、火葬場の係員が遺骨の一部を砕いてスペースを作ることがありますが、この処置に抵抗を感じる遺族もいるでしょう。

そのため、故人が大柄で遺骨の量に不安がある場合には、事前に葬儀社に骨壷のサイズについて相談することをおすすめします。

5寸以上の大きい骨壷はペット用にも使える

5寸以上の大きい骨壷は、中型犬・大型犬・超大型犬の遺骨を入れるのに適しています。また、複数のペットの遺骨を一緒に納める際にも使えるでしょう。

ペット用の骨壷は、以下を参考にペットの体格に合わせた大きさを選んでください。

骨壷の大きさはあくまで目安であり、実際の遺骨の量やサイズは、火葬が終わるまで正確にはわかりません。火葬炉の状態や温度、またペットの状態によっても影響を受けるので、見た目に大きく見えるペットでも骨格が細い場合もあります。

そのため、骨壷を選ぶ際には、ペットの頭蓋骨（頭の大きさ）を基準にするのが良いでしょう。頭蓋骨は通常、遺骨の中で最も大きな部分であり、この部分が骨壷に収まれば、他の遺骨もほとんどの場合収まります。毛や鼻など、火葬後に残らない部分を考慮せず、頭蓋骨の大きさを目安にしましょう。

例えば、頭蓋骨が約10センチの場合、3寸（直径約9センチ）の骨壷ではなく、4寸（直径約12センチ）の骨壷を選ぶと安心です。

ペット用にも最適！おしゃれな5寸サイズの大きい骨壷をご紹介

故人の供養を心を込めて行うためには、骨壷の選び方も大切です。特に、5寸サイズの骨壷は適度な大きさで、手元供養や分骨にも適しています。

今回は、おしゃれでデザイン性に優れた5寸サイズの骨壷をいくつかご紹介します。ペット用としても使えるので、供養のスタイルに合った素敵な骨壷を見つけましょう。

大きい骨壷|ピュアシリーズ|パールベースLサイズ（真鍮製）

大きい骨壷の「ピュアシリーズ」は、真珠を思わせるような美しい光沢が印象的な骨壷です。デザイン性が高く、和室にも洋室にもどのようなインテリアにも馴染むでしょう。

パールベースLサイズは、容量が約1880ccで、一般的な5寸サイズの骨壷の9割程度の容量となっています。

口径は約6.8㎝で、喉仏も崩さずに納められるのが特徴です。パールベースLサイズは、ピュアシリーズの中で最も容量が大きいので、納める遺骨の量が多い際におすすめです。

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大きい骨壷|ピュアシリーズ・パールポット（大）かぼちゃサイズ

この商品は、そのユニークなデザインが特徴の骨壷です。その名の通り、かぼちゃのような見た目が印象的で丸みを帯びたフォルムが温かみを感じさせます。

容量は約1730ccであり、一般的な5寸サイズの骨壷の8割程度の容量となっています。個性的なデザインの骨壷を探している方にぜひおすすめです。

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大きい骨壷|ピュアシリーズ|パールベースMサイズ（真鍮製）

この商品は、「パールベースLサイズ」と比べてペットボトル約1本分小さいサイズになります。

容量は1370ccで、一般的なデザインの5寸の骨壷の約6〜7割程度の容量となっています。口径は約6.0㎝で、喉仏も崩さずに納められます。

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5寸サイズの骨壷も置けるおすすめのミニ仏壇をご紹介

5寸サイズの骨壷を手元供養用として使いたい場合は、ミニ仏壇も一緒に準備することをおすすめします。ここでは、5寸サイズの骨壷も置けるおすすめのミニ仏壇を厳選してご紹介します。

ミニ仏壇|祈りのステージ・アリーナ|アッシュグレー(花立・火立、香炉)（日本製）

祈りのステージ・アリーナは、開放感のあるオープンタイプのミニ仏壇です。骨壷や仏具を自由にレイアウトできるのが特徴で、5寸サイズの骨壷を置くことも可能です。

花立・香炉(線香立て)・火立がセットになっているので、初めての手元供養にも最適でしょう。

故人やペットの思い出の写真を飾ることで、直接アリーナに留められるのも特徴です。色味はアッシュグレーのほかに、ピュアホワイトとアンティークゴールドもあるので、お好きな色味をお選びください。

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ミニ仏壇セット|風セットプラン1(風茜、ミニミニ仏具、チェリン、線香、ローソクセット)（日本製）

この美しい漆塗りのミニ仏壇「風」は、職人が丹精込めて塗り重ね、丁寧に磨き上げた逸品です。どんなお部屋にも違和感なく馴染むため、一軒家やマンション、洋室、和室など、場所を選ばずお使いいただけます。

風茜・ミニミニ仏具・チェリン・線香・ローソクがセットになっているので、骨壷と一緒に自由にレイアウトしてみましょう。こちらのミニ仏壇には専用の置き台もありますので、ぜひ合わせてご確認ください。（「風」の内寸は高さは16cmですので、高さ16cmまでの骨壷が入ります。）

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ミニ仏壇セット|火を使わない小さな祈りのステージ・セット7|(名入れ)アクリルフォトスタンドセット

火を使わない小さな祈りのステージ・セット7は、火を使わないため安全性が高く、安心してお使いいただける仏壇セットです。

このセットは、香りで供養するスタイルを採用しており、香りによって心穏やかに祈りを捧げられます。セットには名入れ可能なアクリルフォトスタンドも含まれており、故人の写真を添えることで、より特別な祈りの空間を作り出せるでしょう。

ミニ仏壇の手前や横などに5寸サイズの骨壷を置けるので、自由にレイアウトしてみてください。火を使わない供養に物足りなさを感じる方には、「火を使わないお香」をおすすめします。

火を使わないお香は、心地よい香りをお部屋に広げ、まるで火を灯したかのような温かみを感じさせてくれます。安全でありながら、伝統的な供養の雰囲気を失わない、最適なアイテムとなっています。飾り台にはピュアシリーズ・パールポット（大）、ピュアシリーズ・パールベースM、Lサイズは載せれませんので、お部屋のインテリアとして一緒に飾ってください。

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＞仏具|火を使わないお香|火を使わないキャンドル|ESTEBAN・パフュームミスト ディフューザーの購入はこちら

状況や用途に応じで5寸以上の大きい骨壷を選ぼう

骨壷のサイズは、骨壷のサイズは、故人やペットの遺骨の量、供養方法、地域の習慣に応じて選ぶことが大切です。

5寸以上の大きい骨壷は、納骨や合同改葬、またはペットの遺骨を収める際に使われ、手元供養や分骨にも適しています。状況や用途に合った骨壷を選び、大切な人やペットの供養を心を込めて行いましょう。