新しい供養の形、遺骨ペンダント
遺骨を納めるための強度や防水などを小さなペンダントに備えた、遺骨ペンダント(未来創想では「カロートペンダント」と名付けています)。1999年に、当社が日本ではじめて販売を始めました。発売当初は故人の遺骨を身につけるということへの抵抗もあり、容易には受け入れられなかったのを思い出します。しかし同時に、「まずはお墓ありき」という供養のあり方に疑問をお持ちの方も多くいらっしゃいました。
核家族化が進み、世の中のしきたりや風習といったものが大きく様変わりしたことも普及に影響していたのでしょう。そんなときに遺骨ペンダントが世に出、それまでの供養の形に疑問を持つ方に、理想のものとなりました。
今では「遺骨ペンダント」の名称で広く認知され、他社製品を含め、多くの品が発売されています。
遺骨ペンダントを選ぶポイント
長くご愛用いただけるように、遺骨ペンダントを選ぶポイントをご紹介しましょう。ご遺骨を守る防水性
遺骨ペンダントを常に身につけたい方にとって、遺骨ペンダントが防水されているかどうかは、とても重要なポイント。納められたご遺骨が無事に守られるためには、強度があるとともに、防水も完全なものでなければなりません。きちんと防水できる遺骨ペンダントであれば、突然の雨や汗も気にすることなく、いつも大切な人とともに毎日を過ごすことができます。
未来創想の遺骨ペンダントは、毎日身につけても、長く使用できる安心の作りです。それでも少し不安という方には、樹脂の中にご遺骨を閉じ込める完全防水の遺骨ペンダントもご用意しておりますので、お好みに合わせてお選びいただけます。
手触り・重さ
防水や強度の観点から、遺骨ペンダントの素材になるのは金属が中心。銀・チタン・ステンレスなどが使用されますが、それぞれに感触や重さが変わります。特に重さは見落としがちですので、日常使うペンダントの重さを量り、比較するとよいでしょう。また、金属アレルギーの方は、素材を十分吟味してください。
普通のアクセサリーに見えるデザイン
愛しい人といつも一緒にいたいという想いは、老若男女の隔たりがありません。フェミニンなおしゃれを楽しむ方にも、アクティブなライフスタイルの方にもしっくりくる、色やデザインが必要です。しかし、お骨を身につけるのはきわめて個人的な行為なので、接する人によっては嫌悪感を持たれるかもしれません。
遺骨ペンダントだと言われなければ、おしゃれなアクセサリーにしか見えないというのは、多くの人と会うところでも常に身につけておける大切なポイントになるでしょう。
未来創想の遺骨ペンダントは、おしゃれなアクセサリーに見えつつ、必要な場合にのみ「実はこれ…」とお知らせできるデザインばかりです。
安心のアフターケア
未来創想では「形ある物はいずれ壊れる」といった事実のもと、末永く身につけていただく遺骨ペンダントを修理するご用意もできています。
遺骨ペンダントを、お使いいただくうちにチェーンを通すバチカン部分が劣化したり、磨いても落ちない黒ずみが出たり……。また、思いがけないアクシデントで破損する場合があるかもしれません。
そのようにお困りの場合にも、提携している貴金属工房のベテラン職人がしっかりとケアいたしますのでご安心ください。
デザインも防水も◎ ?おすすめ遺骨ペンダント?
未来創想では、強度や防水性能だけでなく、デザイン性にまでこだわった遺骨ペンダントを多数取り扱っています。ここでは、その中の一部をピックアップしてご紹介します。完全防水のアズール・ペンダント(ハート)
セミオーダーメイドのアズールシリーズは、完全防水の遺骨ペンダント。ご遺骨を樹脂で固めて空気に触れないようにしますので、湿気によるご遺骨の劣化とは無縁です。
シルバーのハート型に美しくお骨を封じ込めてできる、ハートの遺骨ペンダントは、アズールシリーズの中でも人気。小さなハートに浮かぶご遺骨は、幸せを運ぶと言われる星の砂のように、エナメルの中で眠ります。
ご遺骨を彩るエナメル樹脂は、マリンブルー、エメラルドグリーン、アンバー、ワインレッド、ブラックの5種類。ご自身のファッションスタイルに合わせたり、故人のお好きだった色をお選びください。
>「アズール・ペンダント(ハート)」の商品詳細はこちら
軽くサビにくいNYニューヨーク・タイプ2(チタン)
トップもチェーンも純チタン性で軽く、お手入れもしやすい生活防水タイプの遺骨ペンダントです。
金属アレルギーを起こしにくい素材として、アクセサリーでも広がりを見せているチタン。変色しにくく、強度にも優れているので、汚れたときに柔らかな布で拭く程度のお手入れで十分です。
五大如来と四大菩薩を表すといわれる、”九輪”をモチーフにしたデザインは、祈りの遺骨ペンダントとしてもぴったり。小さくほっそりしたペンダントトップですが、刻印もでき、オリジナルな遺骨ペンダントにできます。
重さがご負担になる方、金属アレルギーの方におすすめの遺骨ペンダントです。
>「NYニューヨーク・タイプ2(チタン)」の商品詳細はこちら
遺骨を納めやすいアーク・ステンレス
スライド式の開口部ですが、ネジと専用のネジ止め剤で、安心の生活防水仕様になるステンレス製の遺骨ペンダントです。
納骨室を指す”カロート”にふさわしく、遺骨や遺髪を納めやすいアーク・ステンレスは、ご遺骨を粉末にするにはしのびない方にもおすすめです。
錆びないという特徴が、そのまま名前になったステンレス。高品質のステンレスほど、錆びずに美しい輝きを保ちます。未来創想のステンレス製遺骨ペンダントの素材は、医療用グレードのSUS316Lで、アレルギーも起こしにくい品質。アーク・ステンレスは、柔らかなカーブが光を弾き、胸元に明るく輝くでしょう。
ステンレス製でやや重みがあるため、軽いチタン製のチェーンもご用意しています。表面にも裏面にも、ゆったりと刻印できるデザインです。
>「アーク・ステンレス」の商品詳細はこちら
シャープな印象のイニシャルPlus3(斜めライン)
強度も防水も優れているステンレスで作られた、四角い遺骨ペンダントです。アーク・ステンレスと同じく、手術のメスなどに使用される医療用のステンレスを使用。金属アレルギーの方も、安心して身につけられます。
かっちりとした長方形の表面には、シャープな斜めラインとともに、優雅な線のアルファベットが一文字。お好きなアルファベットを刻印いたします。
底面からご遺骨を入れ、専用のネジ止め剤で止めるデザインのため、裏面にも刻印ができます。漢字でも刻印ができるのは、シンプルなデザインならでは。
少し重めのペンダントですが、故人への想いをしっかりと感じることのできる遺骨ペンダントです。
>「イニシャルPlus3(斜めライン)」の商品詳細はこちら
防水も強度も兼ね備えた遺骨ペンダントを
古くから続く遺骨ペンダントの販売元として、未来創想は誇りとこだわりを持って遺骨ペンダントを選び続けてきました。実際にご利用のお客様からいただいたご意見をもとに、どういった方が、どんな想いで、どのように身につけるのかを試行錯誤してきた結果が反映されています。その結果が、防水・強度・デザイン・素材などに現れ、現在では50を超える種類となりました。
ご遺族の悲しみを少しでも取り除けるよう、これからも遺骨ペンダントを広めていければと思っています。
未来創想の遺骨ペンダントはこちらからご覧いただけます。